| 2004年12月29・30日 2004登り納め・南アルプス鳳凰山(薬師岳・観音岳) |
| 【行程】 29日:夜叉神峠(7:00)=南御室小屋(13:30) テント泊/天候:雪 30日:テン場(7:00)=観音岳(9:20)=テン場(10:40)=夜叉神峠(15:00)/天候:快晴 |
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| 早朝の南御室小屋テン場・-10℃以下まで冷え込んだ(30日撮影) |
| 今回の山行は今年の登り納めであると同時に、記念すべき南ア・デビューでもある。僕の持っている南アルプスのイメージは、どこか大峰と雰囲気が似ているといったものだが、実際はどうだろうか?非常に楽しみである。 29日は登り始めから雪で、展望ゼロ・・・風がないのが唯一の救いだ。南御室小屋までは登り一辺倒のしんどいルートだが行動時間が短いので、まだましである 降雪の中、大急ぎでテントを設営したのだがテントの中が雪だらけになってしまう。気温が低いので、テント内でも雪が溶けることはなく、ジャケットもオーバーグローブもカチカチに凍ったままである |
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| 強風吹きすさぶ稜線。まともに目も開けていられない・・奥に冬富士のシルエットが見える |
| 朝、目を覚ますとテント内の結露はバリバリに凍りつき、シュラフの表面も凍りついていた。まったくウンザリさせられる光景だが、冬山にいるんだという実感がわいてくる サブザックに荷物を詰め込み、いざ出発。手足の指の感覚が瞬く間になくなる。樹林帯では風もさほどでもなかったのだが、森林限界を超えると状況は一変する。この日の朝は冬型が強く、猛烈な強風が吹き荒れていた・・・・ |
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| 薬師岳へ向かう登路(左)と薬師岳頂上・バックは北岳(右) |
| 目出し帽をテントに置き忘れてきたので(マヌケです・・)、悲惨なことになる。顔中針が突き刺さるよに痛い・・まともに目も開けていられない・・で、涙・鼻水でまくり状態となる もう、帰ろっか・・などといった考えが一瞬脳裏をよぎる。しかし、こうも痛めつけられては、おめおめと引き返せない。「テメーコノヤロー!!絶対登ってやっからな!!!」といった怒り?にも似た歪んだ闘争心がわいてくるから、不思議である |
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| 観音岳付近から望む北岳の勇姿。厳冬のバットレスは凄い眺めだった |
| 森林限界を超えてからは岩場が続くが、1ヶ月ほど前にアイゼン歩行の練習をしていたので安心して歩けた。北岳はその頂を雲にかくしたままであったが、バットレスの威容は垣間見ることができた |
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| 観音岳へと続く稜線(左)と観音岳頂上(右) |
| 観音岳の頂上には数名の登山者が憩っていた。僕は一刻も早く樹林帯に逃げこみたかったので、写真撮影後すぐにUターンした |
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| 厳冬の南御室小屋(左)と薬師岳小屋(右) |
| 樹林帯に逃げ込むと、風もなくなりホッとする。あとはテントを撤収して帰るだけだ。なんだか、むしょうにビールがほしくなり、南御室小屋でビールを買い求めた。テントに戻り1人、祝杯をあげる。この日のビールは今年一番うまかった |
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| この眺めはお金では買えない・・・ 北岳(右)・間ノ岳(中)・農鳥岳(左)にかけての雪稜は「凄い」の一言でした(帰路撮影) |
| 北岳から農鳥岳にかけての白峰(しらね)三山の雪稜は神々しい眺めで、身震いした。あの雪稜をぜひ縦走したい!!・・・そんな熱い思いがこみあげてくる。実力的に厳冬期は無理として、残雪期くらいに是非チャレンジしたいものです 今回たどった夜叉神峠から鳳凰山のルートは山小屋が年末年始営業するので、古くから冬山入門コースとして親しまれています。ラッセルする必要もなく、テント泊にこだわらなければ比較的手軽に冬山を堪能できます。しかし、高度があるため気温は1日中氷点下なので、しっかりした防寒対策が必要です。また、森林限界から上は眼出し帽・ゴーグルは必携です(なければ、僕のように悲惨な目にあいますTT) *夜叉神峠まで車でアプローチする場合、雪用タイヤ・チェーンは必携です |
| -装備一覧- メインザック(60L)・サブザック(30L)・ドーム式テント、ツェルト(共にソロ用)・テントマット・シュラフ(3シーズン用)・シュラフカバー・ピッケル・ストック・アイゼン(12p)・ガスストーブ・ガスカートリッジ(500T)・ろうそくランタン・ライター・ヘッドランプ・予備ソックスx1・予備グローブ(フリース)x2・予備オーバーグローブx1・・・・ |
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