2004年2月20日(金)〜22日(土)  両日共快晴

★1日目
大川口(7:50)=鉄山(11:50)=弥山手前1800m付近にて露営(17:00)
★2日目
露営地(8:10)=弥山〜八経ヶ岳ピストン(9:40〜11:00)=弁天の森〜大川口(15:00)
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*鉄山からの眺め*
中央が大普賢岳・右端は行者還岳


久しぶりの雪山テント山行に胸躍る気分。今回は鉄山(てっせん)から弥山(みせん)にかけての未知のルートをたどることにした。

鉄山手前の登りは雪深い上に猛烈な急斜面なので、大変な苦労を強いられた。地図のコースタイムの倍以上かけてやっと頂上についた。鉄山頂上からは大峰の山々が一望できる


*修覆山手前の雪原から鉄山を振り返る*

鉄山の下降は非常に急斜面なので転落しないように気をつけた。香精山手前から雪はいっそう深くなり、カンジキを付けての登高となった。

まっさらな雪原に自分のトレールをつけながらの登高はじつに気分がよい・・・しかし、ラッセルはますますきつくなり体力の限界とも思える登山が続いた。
*露営地*

本当は今日中に弥山にたどり着く予定だったが、到底無理と判断。弥山手前1800m付近にて露営とした。

こんなにしんどい登山は何年ぶりだろうか?先週の白倉岳で楽したツケがまわってきた感じだ。今日は風もなく、寒くないのが救いだ

ちなみにテント・シュラフは3シーズン用で冬用は持っていない
*弥山北側の雪原*

昨晩は19:30消灯。気温は−5℃前後とあまり寒くはなかったので比較的よく眠れたと思う

今日も朝から快晴で会心の雪山登山が楽しめそう・・・
しかし、あいかわらず足はズボズボ潜りきつい歩行が続く。深みにはまると腰まで潜ってしまい、抜け出すのに一苦労する

*さっき歩いた雪原を振り返る*

まるで北の大地を思わせる広大な雪原の歩行は気持ちがよく、この山旅のクライマックスを迎える

いよいよ弥山にたどりつく・・・

雪原の向こうには大峰の山々が浮かび上がって見えた
*天河奥宮*

奥宮からは昨日のものと思われる登山者のトレールがついていた。昨日の苦労を思うとここまでたどり着けたことが信じられない気分だ
*弥山から八経ヶ岳を望む*

今回、八経ヶ岳はパスする予定だったが、こんな素敵な眺めを目の当たりにすると登らざるを得ない!?

ザックを置いてピストンすることにした

八経ヶ岳へのルートには昨日のものと思われるトレールがついており、歩きやすかった。
*八経ヶ岳直下の稜線*

登高意欲をそそられる素晴らしい稜線だ・・・頂上には誰もいなかった
*八経ヶ岳頂上から南の眺め*

大峰の山並みがうねるように続いていた
明日は天気が崩れるせいか、美しい圏雲が広がっていた

10年ほど前に吉野から熊野までこの稜線を縦走したことがあった。いろいろな思い出が脳裏をよぎる
<メモ>
鉄山への登路はアイゼンが必要でしたが、ピッケルなどは必要ないと思います。鉄山から先は雪深くカンジキなしでは前進不能と思われました。今回たどったこのルートは終始きついラッセルを強いられ、非常に体力を必要とします。また、鉄山〜弥生にかけてはルートが判然としない部分が多く、視界不良のときなどは慎重なルートファインディングが必要になるとおもいます。

<装備>
アイゼン(12P)・カンジキ・ストック・テント(1人用、3シーズン用)・シュラフ(3シーズン用)・シュラフカバー(ゴアテックス)・テントマット・サーマレスト・保温着(フリース)・行動着(ウールシャツ)・アンダー(ジオライン)・フリースグローブ・オーバーグローブ、オーバーミトン(ともにゴアテックス)・ガスストーブ(プリムス、チタンバーナー)・コッヘル(アルミ角型、1人用)・ヘッドランプ(LED)・ろうそくランタン・ラジオ・・・・など

近畿の雪山には冬用のテントやシュラフは必要ないとおもいます。もし、どうしても寒いときは替衣やアウタージャケットを着込む。ザックに足を突っ込むなどして凌げると思います。また、深雪のラッセルはオーバーグローブだけだと指の間に溜まった雪が解けて手袋が濡れるので、オーバーグローブの上にオーバーミトンを重ねると完璧でした

<食料>
即席ラーメン(4食)・レトルト食品(牛丼)1食・チョコレート1箱・嗜好品(ブランデー、ビール^^)
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